【実機比較】初代Z6ユーザーが「Z6III」へ買い換えて感じた進化と意外な落とし穴。Z6II・Z5IIと迷った末の結論
こんにちは!ひよこファミリーの写真担当のおっとーです。
我が家には5歳と2歳の子どもがおり、日々の成長を写真に残すため、長年Nikon Z6を相棒として愛用してきました。
そしてついに、我が家に最新の「Nikon Z6III」がやってきました!


ずっと迷っていたけど、ニコン夏のキャンペーンで決心しました。
でもZ6は写真撮るにはすごくいいカメラなんですよね
正直に言うと、私は初代Z6に大きな不満を持っていたわけではありません。
- 日中のポートレートや風景の画質には今でも大満足
- 取り回しの良い軽量コンパクトなボディ
- そして何より、見た目がシンプルにカッコいい!
「じゃあ、なぜ高いお金を出してZ6IIIに買い換えたのか?」 「なぜ最近話題のコスパ最強機『Z5II』や『Z6II』ではなくZ6IIIだったのか?」
長年Z6を使い込んできたパパ目線で、実際に使って感じたリアルな進化、そしてZ6IIIになって感じた意外な注意点まで、本音でレポートします!
初代Z6の「強いて挙げたい唯一の課題」
初代Z6は今でも間違いなく名機です。
プロレベルでは判りませんが、少なくとも自分が普段使いで撮影できる画質に不満は全くありません。
ニコンのカメラはZマウントレンズと組み合わせが最強です。
この写真はZ6を使って、奄美大島で撮影したオオゴマダラですが、体の細かい毛までバキバキに写っています。


しかし、5歳と2歳という「動きが読めない子どもたち」を相手に撮影する中で、強いて挙げれば「暗所や逆光時のAF(オートフォーカス)」にだけ少し課題を感じていました。
日中の明るい公園なら最高の写真が撮れるのですが、室内のお遊戯会や夕方の撮影など、光量が落ちる場面ではAFが迷ってしまうことがあり、「あ、今の表情よかったのに!」という瞬間を逃す悔しさがあったのです。


初代Z6ユーザーが感動した「Z6III」4つの良いところ
実際にZ6IIIを手にして使ってみると、Z6で感じていた課題が見事に解消されていました。特に感動したのが以下の4点です。
① 「ワイドエリアAF+瞳AF」の組み合わせが優秀すぎる
Z6IIIになって一番ラクになったのがAFの扱いやすさです。特に「ワイドエリアAF + 被写体検出(瞳)」の組み合わせが非常に優秀! 以前のようにカメラマン側が細かくAFエリアを調整しなくても、カメラ任せで勝手に子どもの瞳を捉え続けてくれます。
Z6にはワイドエリアAFモードはありますが、顔認証AFや瞳AF機能は非搭載です。
オートエリアAFでは顔認証AFや瞳AFに対応していますが、範囲が広すぎて他所の子にピントが合うことがしばしば。
シングルポイントAFやダイナミックAFを駆使して被写体にピントを合わせていく必要がありました。
※Z6II以降の機種にはワイドエリアAF時の顔認証AF&瞳が搭載されています。


② 暗所での「AF迷い」が激減(花火撮影での打率UP!)
暗い場所でのAF性能は劇的に向上しました。 暗がりで家族で花火をした際、初代Z6ならピント合わせに迷っていたようなシーンでも、Z6IIIはスッとピントが合ってくれます。暗所での撮影打率が大幅に上がったのは嬉しい変化でした。




③ EVF(ファインダー)が異次元に綺麗で明るい
ファインダーを覗いた瞬間に「あ、全然違う!」と声を上げてしまったのがEVF(電子ビューファインダー)の見やすさです。 非常に明るく高精細で、日差しの強い屋外でも被写体の表情や色味がハッキリ確認できます。ファインダーを覗いてシャッターを切る楽しさが何倍にも跳ね上がりました。


Z6IIIの上位機種であるZ9やZ8よりも高品質なEVFを積んでいる逆下剋上が起きています。ありがとうニコンさん…
④ 公園で一緒に走り回りながらでも「バッチリ追尾」
走る5歳児を追いかける公園撮影。Z6では追尾が少し追いつかない場面もありましたが、Z6IIIの動体追尾はとにかく強力です。 前述のワイドエリアAFと組み合わさることで、「子どもと一緒にパパも走りながら撮る」という過酷な状況でも、ピンボケのない写真が連発できるようになりました。
娘と一緒にダッシュするとこんな写真になることもしばしば…


ほんとはこんな写真が撮りたかったのです。


逆に「Z6(初代・II)」の方が良かった?Z6IIIの意外な注意点
満足度の高いZ6IIIですが、実際に使ってみて「あ、ここは初代Z6やZ6IIの方が優れていたかも」と感じた点があります。
それが「純正エクステンショングリップ(Z-GR1等)の設定がないこと」です。
Z6シリーズは軽量コンパクトな反面、男性の手だと少し「小指が余る」感じがあります。特に重めのレンズを装着した際、グリップ感に少し物足りなさを感じることがありました。




- 初代Z6 / Z6II:純正オプションとして完成度の高いエクステンショングリップが用意されており、装着すると一体感抜群で握り心地が劇的に向上しました。
- Z6III:ボディ自体のグリップが少し深くなった影響か、純正のエクステンショングリップ設定がありません。 ホールド感を高めるには、大型の「パワーバッテリーパック」を装着するしかないのが現状です。バッテリーパックは撮影枚数が増加したり、縦位置グリップがついてくるというメリットもありますが、重量も大幅に増加するので、自身の使い方にはオーバースペックなので導入はしていません。
社外品のエクステンショングリップも存在しますが、やはり純正ならではの一体感や質感を知っていると、少し見劣りしてしまうのが正直なところです。




ダメ元で試してみましたが、Z6IIIにZ-GR1は装着できませんでした( TДT)


「縦位置ブラケットなし」なら取り付けできるかな、と思ったけど、だめでした。


Z6III・Z6II・Z5IIで徹底的に迷った末の決断
Z6IIIの購入にあたって、私は「Z6II」や最新の「Z5II」と非常に迷いました。
- Z5II:最新エンジン(EXPEED 7)を搭載し、撮影性能はZ6IIIとほぼ同等。それでいて型落ちのZ6IIと同等価格という、まさに「価格破壊カメラ」です。SDカードダブルスロットでランニングコストが抑えられるのも大きな魅力。
- Z6II:一世代前のエンジンですが、日常使いの写真撮影においては今でも十分すぎる性能。中古相場もこなれており、前述の「純正エクステンショングリップ」が使える強みもあります。
「日常使いならZ5IIで十分すぎるし、コスパも最強」
そう分かっていながら、私が最終的にZ6IIIを選んだ理由は「見た目のカッコよさ」でした。
ニコンプラザへ足を運び、並べて実際に触り比べてみた際、Z5IIはボディ上部(ペンタ部周りなど)の質感に少し物足りなさを感じてしまいました。 一方でZ6IIIは、ボディ上部に「サブ液晶」を搭載しており、これが所有欲をくくられるメカメカしさがあって圧倒的にカッコよかったのです!




メモリーカードも高価なCFexpress方式になるためランニングコストはかかりますが、カメラは日々のモチベーションを高めてくれる趣味の相棒。「一定以上のスペックを満たしているなら、最後は見た目のときめきで選んでいい!」というのが私の結論です。
まとめ:あなたにおすすめの1台はこれ!
最後に、予算や目的に合わせたおすすめの選び方をまとめます。
- 予算に余裕があり、最高の撮影体験と所有感を求めたい方
- ➔ Z6III
- 最高のAF性能とEVFの見やすさ、サブ液晶のカッコよさが所有欲を満たしてくれます。
- コスパ重視で最新の撮影性能(AF等)を手に入れたい方
- ➔ Z5II
- Z6IIIと同等の撮影性能を持ちながら、価格とランニングコストを大幅に抑えられる最適解です。
- とにかく予算を抑えてフルサイズを始めたい方
- ➔ Z6II または 初代Z6
- 今から長く使うための「メーカー修理やパーツ供給」の安心感を考慮すると、Z6IIが最も現実的でバランスの良い選択肢になります。純正グリップでホールド感を高められるのもZ6II(およびZ6)ならではのメリットです。
どのカメラを選んでも、ニコンのフルサイズが持つ描写力の高さと写真の楽しさは間違いありません。ご自身の予算やこだわりポイントに合わせて、納得のいく相棒を選んでみてくださいね!
カメラと組み合わせるおすすめのレンズは別記事で紹介したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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