こんにちは。ひよこ父ちゃんです。
今日は高速道路をお得に使うための知識をご案内します。
これからの帰省に役立てていただけると嬉しいです。
この記事はこんな人に向けて書いています。
- 車で地元へ帰省する方
- 車での帰省の道中はただの移動であり旅行だとは思っていない方
- 少しでも安く遠くへいきたい方
帰省にはETC深夜割引の活用をおすすめ！でも適用条件には注意！
解説します。
まずETC深夜割引とは…？
深夜に高速道路を通行すると高速料金が30％割引となる制度です。
具体的には下記の条件をクリアすれば料金が割引になります。
- 0時～4時にIC入口または本線料金所をETC無線通行で通過すること
- 適用車種はすべての車種
- 適用路線はNEXCO3社（東日本/中日本/西日本）が管理する全国の高速道路
似たような制度に「ETC休日割引」がありますが、下記のデメリットがあり
旅行には良い制度ですが、割引が適用される条件的にあまり帰省向きではありません。
- 都市部では使用できない
- 混雑が予想される大型連休などは適用が除外される
深夜割引と休日割引を比較するとこんな感じです。
ETC深夜割引の注意点
走行する経路に料金所がある場合は要注意！
ETC深夜割引は料金所を通過した時刻で割引の適用可否を判断します。
料金所が入口ICと出口ICにのみある場合は気にしなくても大丈夫ですが、、、
高速道路本線上に料金所があるケースでは注意が必要です。
高速道路の料金所って入口と出口だけじゃないの？
実は入口と出口以外にも料金所があるケースがあるよ。
料金体系が異なる路線や、NEXCO以外の管理路線に入る地点には
高速本線上に料金所が設置されていることがあり、「本線料金所」と呼びます。
先述の通り、ETC深夜割引は料金所を通過する時間で、深夜割引の判定を行います。
その料金所はIC入口出口の料金所のみならず、本線料金所も対象となります。
そのため、入口IC料金所を通過した時間が深夜割引時間（0-4時）だったとしても
途中にある本線料金所を通過する時間が、割引適用外の時間だった場合は
本線料金所以降の高速料金には深夜割引が適用されません。
（例）東京外環道と東北道を使用して「草加IC」～「仙台宮城IC」まで移動する場合
草加ICを深夜割引適用時間である3：55に通過したので、安く行けると思いきや…
実は…
- 東京外環道の草加ICを3：55に通過→深夜割引○
- 東北道浦和本線料金所を4：20に通過→深夜割引×
一番長い「浦和」～「仙台宮城」の高速料金が深夜割引が適用されておらず
全然安く行けていません。2,260円高くなってしまっています。
料金の詳細は下記の通り、深夜割引ありなしでは2,660円違います。
結論
- 本線料金所を避けたルート形成をする
- 一番長距離を走行する路線の料金所通過時間を深夜割引適用時間に合わせる
上記の結論について自身のルートを例に解説します。
私は埼玉県の東部に住んでいて、兵庫県まで年数回帰省しています。
首都高と圏央道、どちらでも行けるのですが、私は都市高速である首都高を避けています。
同時に関西圏の都市高速である阪神高速も避けるルートを選んでいます。
★ルートの例★
桶川北本IC
↓ 圏央道
海老名JCT
↓ 東名高速
御殿場JCT
↓ 新東名高速
豊田東JCT
↓ 伊勢湾岸自動車道
四日市JCT
↓ 新名神高速
草津JCT
↓ 名神高速
高槻JCT
↓ 新名神高速
神戸JCT
↓ 山陽自動車道
神戸西IC
このルートは埼玉県東部（上尾・桶川・伊奈・さいたま市西部）から
神戸西部（神戸市西区、須磨区、垂水区、明石）への帰省に使えます。
ポイントは都市高速である首都高と阪神高速を通らないことです。
私は深夜23時ごろに関東を出発して翌朝午前中に関西に着きます。
そのため阪神高速を通ると、阪神高速に入るのは4時以降となり
通常料金の時間になってしまうので、阪神高速は避けたルートを使っています。
この時間帯の走行＆ルートでいつも高速代金は10,000円以下かつお盆正月などの混雑期でも
帰省ラッシュの渋滞にハマったことがありません。
「いやいや、そんな夜通し走りたくない。」
「道中のSA巡りを楽しみたい」
そんな方々への提案は、、、、
「出発地の最寄りICを4時までに通過して、その後は本線料金所を避ける。」
早めに高速に入って、SAに立ち寄りながらのんびり走っていただければいいと思います。
ただし帰省ラッシュの渋滞はAM6時ぐらいから始まるのでご注意ください！
また、ルートや料金は下記のサイトから簡単に調べられるので、ぜひご活用くださいね。
皆様の帰省のお役に立てれば幸いです。
おまけ
深夜の高速を走っていると、SAに立ち寄る楽しみは少ないですよね。
となると、唯一の楽しみはSAで買えるお土産、、、、、
でもSAに売っているお土産って味よりインパクト重視のものが多くないですか？
そこで我が家が超リピートしている深夜でも購入が可能な美味しいお土産をご紹介します。
「マルモ食品工業の富士宮やきそば5食セット」
「富士宮やきそば」はB級グルメの祭典であるB-1GPの殿堂入りメニューです。
豚の脂身で作る肉かすと、コシのある麺、トッピングの魚の削り粉が絶品な焼きそばです。
このセット一つあれば、自宅で富士宮やきそばの味を楽しめます。
（豚肉とお好きな野菜は別途用意をお願いします）
我が家は新東名を走るときは毎回「駿河湾沼津SA」に立ち寄って購入しています。
よくSAには冷凍の富士宮やきそばも売っているのですが、
富士市在住の知人曰く、富士宮やきそばといえばマルモ食品の麺が一番美味しいとのこと。
ぜひお試しください。本当に美味しいですよ！
5人分もいらないという方は少し小さい3人前セットもあります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長距離の車移動はこまめに休憩をして、安全運転でお願いします。
帰省できない方はお土産だけでもよかったらどうぞ。
